5月に入りましたので、風炉を使ってお稽古です。鎌倉初期の時代に僧侶が仏具として風炉とその道具を持ち帰ったと伝われており神仏に供える道具として一年中使われていました。
この日は、5月3日(水)から始まったお稽古サロンの発表会。茶道教室は、お稽古を兼ねながら沢山のお客様にお抹茶で一服していただきました。けやき大通りでは、「和歌山音楽大行進」のパレードが13時から行われていた日でした。
軸:「喫茶去(きっさこ)」中国唐時代の僧侶・趙州従諗禅師の言葉。「お茶を一服どうですか」「どうぞお茶でも召しあがれ」の意味としています。※「去」は「去る」ではなく強調の助辞ととらえています。
花:芍薬…牡丹が「花王」と呼ばれるのに対し、芍薬は花の宰相「花相」と呼ばれます。美女の形容として「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」ということわざがあります。
花入:青磁