令和6年5月20日(土)~22日(月)の3日間、工房「青柳」の世界展を開催。十日町名門工房㈱青柳のチーフプロデューサー水元氏が和歌山初来店されました。
500年前と同じ桶絞りなどの本格絞りの技法を受け継ぐ水元氏。その功績を讃えNHKの大河ドラマの衣装制作を依頼され、沢山の作品を残されています。
色々な技法がある青柳さんの作品の中でも、私が一番素晴らしいと思ったのが『水衣』です。生地の糸を竹を細く削ったもので、波のように動かして全て手作業で何ヵ月もかかって織り上げた櫛引という技法で『能』衣装につかわれている着尺です。
この技術は特許を取られているそうで、レースのように透けていて、ものすごく軽くて、しなやかで、単衣、夏のお着物にピッタリ❗️まるで本当に衣を羽織っているようで夢心地になりました。
伝統の中にキラリと光る洗練された☆美☆! 最高級の作品に囲まれ、伝統文化の素晴らしさに感動した展示会でした。
Rie.I