
先日の茶道教室のお稽古の様子をお届けします。
今週の茶道教室での「しつらえ」をご紹介いたします。

【お軸】
行く春や鳥なき魚の目は涙
松尾芭蕉が『おくのほそ道』の旅立ち(千住)で詠んだ
春の終わりと離別の悲しみを、自然描写を通して表現した名句

【お花】
山吹のはな
ミヤコワスレ

【上生菓子】
藤の花
前回に引き続き、今回のお稽古も「旅箪笥(たびだんす)」を扱いました。



旅箪笥の薄茶点前には、中棚の扱いによって主に3通りの方法があります。
(1)濃茶と同様に「水指を引き出す」場合
水指を手前に引き出してからお点前を始め、仕舞いまで引き出したままにする方法です。
(2)「芝点て(しばだて)」の場合
中棚を一度畳の上に置いてから進める、野点(のだて)を意識した趣のある方法です。
(3)「中棚を上棚に重ねる」場合
取り出した中棚を上棚に重ねてから、お点前を進める方法です。
前回は(1)を、そして今回は(2)の「芝点て」に挑戦しました!


共に学ぶ、いい刺激。



今回のお稽古では、上級者の方と初心者の方がご一緒されました。
初心者の方の一つひとつ丁寧な所作は、上級者の方にとっても基本を改めて見つめ直す素晴らしい機会になります。お互いに良い刺激を受け合えるのは、合同稽古ならではの良さですね。
また、足を捻挫してしまった生徒さんも「お点前はできなくても、見るだけで参加したい」と駆けつけてくださいました。その熱心な想いに、先生も大変喜んでいらっしゃいました。
それぞれの状況に合わせて、今できる学びを大切にする。そんな温かい空気感の中でお稽古が進んでいます。
やはらぎ茶道教室は、ベテランの方も初めての方も、楽しくレッスンにご参加いただけます。
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