
皆さま、こんにちは。やはらぎ茶道教室です。
6月20日のお稽古の様子をご紹介いたします。
まずは、今月のお道具とお菓子のご紹介から。

【お軸】 山翠添新雨(さんすい しんうをそえる)
【お花】 紫陽花(あじさい)

【上生菓子】 水無月(みなづき)
今年の6月もお菓子は「水無月」をご用意いたしました。白い外郎(ういろう)の上に、小豆がぎっしりと敷き詰められた三角形のお菓子です。
実は、この形や素材にはすべて大切な意味が込められています。
・三角形の形: 暑さを乗り切るための「氷」を表しています。
・上の小豆: 悪霊を払い、病気を防ぐ「魔除け」の意味があります。
昔の宮中では、6月30日に氷室(ひむろ)から取り寄せた氷を食べて暑気払いをする行事がありました。しかし、当時の庶民にとって氷は手に入らない超高級品。
そこで、氷に似せたこの「水無月」を食べて、無病息災を祈ったのが始まりだそうです。
◆ ベテランさんは「続き薄」のお稽古



今回のお稽古も、たくさんの方にご参加いただきました。
人数も多かったため、ベテランの生徒さんにはお濃茶とお薄の「続き薄(つづきうす)」の稽古を行いました。
続き薄とは、正式な茶事において、濃茶の後に本来行う「後炭(あとずみ:炭を直す手順)」を省略し、そのまま続けて薄茶を点てる進行のことです。
主に、お客様に急ぎの用事がある時などの「時間を守るためのおもてなし(時短)」として行われますが、ただの省略ではありません。濃茶の厳かな余韻を保ったまま、流れるように薄茶の和やかな空気へと移り変わる、とても風情のあるお点前です。
本来は、濃茶で使った主茶碗をそのまま薄茶でも使うなど、物を大切にする「わび」の精神も深く息づいています。
◆ 新しい出会いと、基本の「割り稽古」






今回は、3名様が体験にお越しくださいました!
先輩生徒さんのお稽古を見学しながらお菓子を召し上がり、ご自身でもお茶を点てていただきました。「年齢を重ねたら茶道を始めたいと思っていて」と、ご夫婦で体験に参加してくださった方もいらっしゃいました。
当教室では、正座が難しい方には椅子(立礼用など)をご利用いただき、無理なくお稽古に参加していただいております。 最近は新しく入会してくださる方もどんどん増えています。
新人さんは、お点前に入る前に必要な基本動作を一つひとつ学ぶ「割り稽古(わりげいこ)」からスタート。今回は「袱紗捌き(ふくささばき)」をおこないました。
袱紗捌きは、お道具を清めるために袱紗を四方に折りたたむ所作です。 一見、簡単そうに見えますが、茶道を始めたばかりの方が最初に苦戦するのがこの袱紗捌き。「難しい!」と何度も挑戦されていました。 でも、すぐにできなくても大丈夫です!繰り返しお稽古することで、少しずつ身体が動きを覚えていきます。
◆ お互いに学び合う、温かい空間



やはらぎ茶道教室の生徒さんはとても勉強熱心な方が多く、ご自身のお稽古前後にも、他の方のお点前を熱心に見学されています。
「人のお点前を見る」ことも大切な学びであり、上達への一番の近道でもあります。
これからも皆さまと一緒に、心地よい緊張感と楽しさを共有しながら、茶道の魅力を深めていきたいと思います。
やはらぎ茶道教室は、ベテランの方も初めての方も、楽しくレッスンにご参加いただけます。
堅苦しさゼロ、服装自由&手ぶらOKの茶道教室体験(お菓子代500円)もあります!お気軽にお声がけください。
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