
今回のお稽古でも、釣瓶(つるべ)の水指を使ったお点前を行いました。
釣瓶の水指は、蓋の置き方や扱い方など、細かな所作にも気を配る必要があり、なかなか扱いの難しいお道具の一つです。
繰り返しお稽古を重ねながら、一つひとつの動きを丁寧に身につけていきます。



初心者の生徒さんは、まずは割り稽古から。
基本の所作を確認しながら、それぞれのペースでお稽古に励んでいらっしゃいました。
その間、お点前のお稽古では、急遽ほかの生徒さんが先生役となり、互いに声を掛け合いながら進める場面もありました。
また、自分のお稽古が終わった後も「見て学びたい」とみなさんが残られ、ほかの方のお点前を熱心に見学されていました。



自分が教わるだけでなく、時には人に教え、また人のお稽古を見て学ぶ。
そうして自然と学びを分かち合い、心を寄せ合いながらお稽古を重ねていく時間は、とても有意義なものです。
一服のお茶を点てるまでの所作を大切にしながら、これからもみなさんとともにお稽古を重ねていきたいと思います。

【お軸】白雲抱幽石(はくうん ゆうせきをいだく)
【お花】野牡丹(のぼたん)

【上生菓子】撫子(なでしこ)
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