今年5月に店内の一角にオープンしたGallery 和(やはらぎ)では、日本の染織の奥深さと魅力を紹介する「新・日本染織紀行-作品展-」を2025 年に5回にわたり開催します。
第2回目にあたる今回のテーマは夏の極上麻織物「上布」。販売を目的としない、実際に作品を手に取って和の文化に触れることのできる作品展です。日本各地に息づく染織の技術と美をぜひご堪能ください。
- テーマ:上布
- 日時:2025年6月26日(木)~28日(土)10:00~18:00
- 場所:和歌山市新中通2丁目8 マスメンビル2F「きものぎゃらりぃ和」
- 入場:無料
- 展示概要:夏の高級素材、上布(じょうふ)。特に越後上布や宮古上布など、重要無形文化財に指定されている上布は、すべての工程が熟練の職人による手仕事で行われており、現代においては非常に希少な織物です。技術の継承者不足により、その希少性は年々高まっています。
本作品展では、選りすぐりの上布が各地から期間限定で集結します。出展される作品は限られた数ながら、それぞれがまさに「一期一会」の存在。手仕事の極致ともいえる織物を、ぜひ間近で手に取ってご覧ください。ご希望の方は特別に反物着装の体験もできます(無料)。憧れの上布を身に纏ってみませんか。
- 着装体験:(各日限定5名まで、予約優先)
作品展示が優先となりますので、待ち時間が発生する場合がございます。上布の体感が目的の着装のため、コーディネートなどの提案はございません。ご了承ください。