2023年1月28日(土)生け花教室。本年度より、13時半~と15時~の2部制で、2カ月に1度のレッスンが、月に1回の開催となり、月ごとの生け花を楽しむことが出来ます。
今回は、1月のお花。2パターンの花材から選びました。
< 花材 >
花材(1)万年青・小菊…色彩様式。定められた生け方をします。
万年青(オモト)は、縁起の良い植物の一つとして有名です。引越しや結婚式、お正月に使われることが多く、その由来は、徳川家康が江戸城に入城の際、家臣の長島長兵衛から3種類の万年青を献上され、家康は喜び、床の間に飾り大切にしていたそうです。その後、約260年もの間徳川家は栄え続けました。万年青は一年中、青々としているため、この名前がついているそうです。11月~12月が収穫の最盛期。葉に白いふちがあるのが、「都の城」という種類。今回は、都の城ですね!
小菊の小さいつぼみは、咲かずに変色してしまうので、ある程度間引くそうです。フラワーアレンジとは違って、引き算で花を生けるのが日本式だそう。
定められた生け方。8枚の万年青を1つの株に見える様に生けます。順番を覚えるのが難しいので、絵に描いて番号を振ってみました。
花材(2)芽出し紫陽花・チューリップ・菜の花…花型は自由。直立型・ひらくかたち・傾斜型を選んで生けました。
左「ひらくかたち」と右「直立型」。チューリップのピンクが可愛いですね。