先月から新潟の織物が続いております。今回は㈱高三織物の伝統工芸士の高橋氏をお招きして、『くるまや工房の世界展』を5月11日(土)から13日(月)迄開催致しました。
高橋氏が住まれている小国という町は、すごい豪雪地方で、冬の間は外に出るのが困難なのでずっと機を織り続けているそうです。そんな大自然の中、地下水には豊富な鉄分が含まれており、柿渋で染めた糸を更に地下水に浸みつかせ、独特な味のある糸に染められた柿泥染。深い重みと暖かい赴きの着尺でした~✨
そんな中私が一番目を引いたのが、栗繭(クス蚕)だけで織り上げた八寸帯でした。無為自然を感じさせられる素晴らしい帯でした🌟
しおりの柿渋染体験もでき、皆様の個性を生かした世界でひとつだけのしおりも作れて、楽しかったです。
同時開催した『東レシルックきものフェア』。雨の日や食べこぼしなど、全く気にせずにお家で洗濯できるきもの。一枚は持っておきたいとお客様にも好評です。
年に2回しかない『きものお手入れキャンペーン』は、お財布に優しい30%offの価格に!親切丁寧で、納得行くまでいろんな提案をしてくれる土本先生には、本当に頭が下がります。
また、『草履クリニック』は、今草履のメンテナンスをしてくれる店が少ない中、我こそはと滋賀県から来て下さった古川氏。思い出の有る草履の鼻緒を替えて、素敵に甦らせてくれました。
色々と盛り沢山の企画。
お客様にも沢山御来店頂き、とても賑やかな3日間でした。
Rie. I