2月23日(金・祝)・24日(土)の茶道教室。好文棚(こうぶんだな)でお稽古しました。好文棚は、梅の咲く頃の2月にしか使用しないそうです。
好文木(こうぶんぼく)は、梅の異名で、晋の武帝が学問に親しむと花が開き、学問をやめると花が開かなかったという故事に由来します。好文棚は、梅の透かしが入っているのが特徴です。天板は三角形なので、柄杓を置くスペースが狭い( ;∀;)・・・がしかし、漆塗りで美しい棚です。地板は五角形になっています。木屋町棚を基に作られ、木屋町棚は引き出しがついています。主に、表千家の茶席で使われるそうです。
棚:好文棚(表千家の第十二代 惺斎(せいさい)が好んで使用していました)
花:クリスマスローズ(和名:寒芍薬)….もしくは、初雪おこし。茶花でみなさん好きなんですが、ただ下を向いてしまいがち( ;∀;)
軸:禅語「和雪香」(ゆきにわしてかんばし)…「禅林句集」の「一枝梅花和雪香」(一枝の梅花 雪に和して香ばし)
主菓子:西王母